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論文

$$alpha$$-decays of neutron-deficient americium isotopes

阪間 稔*; 浅井 雅人; 塚田 和明; 市川 進一; 西中 一朗; 永目 諭一郎; 羽場 宏光*; 後藤 真一*; 柴田 理尋*; 河出 清*; et al.

Physical Review C, 69(1), p.014308_1 - 014308_11, 2004/01

 被引用回数:21 パーセンタイル:73.68(Physics, Nuclear)

原研タンデム加速器から得られる$$^{6}$$Liビームを用いてウラン同位体$$^{233,235}$$Uを照射し、中性子欠損アメリシウム同位体$$^{233,234,235,236}$$Amを合成した。核反応生成生物はガスジェット結合型オンライン同位体分離器により、選択的に分離され放射線測定から同定された。$$^{235}$$Amのアルファ壊変を初めて観測するとともに、$$^{233,234,236}$$Amのアルファ壊変データを詳細に調べ、これら同位体のアルファ壊変に伴う阻害因子に関して新たな知見を得た。

論文

Nuclear decay properties of the neutron-deficient actinides

阪間 稔*; 塚田 和明; 浅井 雅人; 市川 進一; 羽場 宏光; 後藤 真一*; 西中 一朗; 永目 諭一郎; 大浦 泰嗣*; 小島 康明*; et al.

Journal of Nuclear Science and Technology, 39(Suppl.3), p.34 - 37, 2002/11

中性子欠損アクチノイド核$$^{233,234,235,236}$$Am並びに$$^{237,238}$$Cmの壊変特性をガスジェット結合型オンライン同位体分離装置を用いて調べた。これらの核種は、タンデム加速器から得られる$$^{6}$$Liビームを用いて$$^{233,235}$$U,$$^{237}$$Npターゲットを照射して合成した。この中で$$^{233}$$Amと$$^{237}$$Cmは新アイソトープとして同定した。また$$alpha$$壊変エネルギーと$$alpha$$壊変半減期の系統性に基づき、本研究で初めて観測した$$^{233}$$Am及び$$^{235}$$Amの$$alpha$$壊変遷移に関して考察した。

論文

Systematics of cluster decay modes

Poenaru, D. N.; 永目 諭一郎; Gherghescu, R. A.*; Greiner, W.*

Physical Review C, 65(5), p.054308_1 - 054308_6, 2002/05

 被引用回数:102 パーセンタイル:96.31(Physics, Nuclear)

アクチノイドなどの重核の新しい壊変様式として、炭素,酸素,フッ素,ネオンなどの自発重粒子壊変が最近実験的に確認されている。実験データの系統性ならびに重粒子壊変の理論計算に基づき、重粒子壊変と原子核の殻構造について議論する。また今後の重粒子壊変の観測が可能な核種を予測するとともに、重粒子壊変における半減期を推定する式を導き出した。

報告書

自然放射能の挙動解析に基づく排気モニタリング技術の向上-排気モニタリングバックグラウンドの低減化手法等-

井崎 賢二; 野田 喜美雄; 岩田 克弘; 樫村 義雄*

JNC TN8410 2001-005, 30 Pages, 2001/01

JNC-TN8410-2001-005.pdf:0.62MB

本報告書では、放射線管理業務の中でも重要な排気中放射性物質濃度の管理について、その技術を向上させるため、施設内における自然放射能の挙動解析を行うとともに、解析結果から「排気モニタバックグラウンド(自然放射能による計数)の低減化手法」及び「排気ダクトなどのリーク判定手法」について検討し、報告する。排気モニタのバックグラウンドの低減化については、排気サンプリング位置を変更すること等によって可能であり、施設の新設時及び排気モニタの更新時にその手法を適用することができる。また、排気ダクトなどのリーク判定については、排気ろ紙に捕集された自然放射能の核種分析等を行うことによって容易に行えるものであり、施設運転の安全確保及び放射線管理技術の向上にも役立つものである。

論文

超重元素; 144,116,118番元素の合成

西中 一朗

化学と工業, 53(5), P. 607, 2000/00

1999年に発表された114,116,118番元素の合成に関する3つの報告を''化学と工業''誌のトピックスとして紹介した。114番元素は、ロシアと米国の共同研究グループにより、ロシア・ドブナ合同原子核研究所において$$^{244}$$Pu($$^{48}$$Ca,3n)$$^{289}$$114,$$^{242}$$Pu($$^{48}$$Ca,3n)$$^{287}$$114反応で合成された。$$^{289}$$114(寿命30秒)は34日間の実験で1事象、$$^{287}$$114(寿命1.3秒)は32日間で2事象観察され、反応断面積は、それぞれ1pb,2.5pbであった。一方、118番元素は、米国バークレー研究所において、$$^{208}$$Pb($$^{48}$$Ca,n)$$^{293}$$118反応で合成された。11日間の実験で3事象を観測し、反応断面積は2.2pbであった。また、116番元素$$^{289}$$116(寿命1.2ミリ秒)は、$$^{293}$$118(寿命0.2ミリ秒)の壊変系列に発見された。3つの新元素を含む新しい13核種の半減期は、Z=114とN=184の二重閉殻構造を示唆する理論計算と良く一致した。

報告書

カリウム-アルゴン年代測定

岡田 利典*

JNC TJ7440 99-008, 58 Pages, 1999/02

JNC-TJ7440-99-008.pdf:0.13MB

要旨なし

報告書

堆積場周辺のラドン濃度に関する研究

not registered

PNC TJ1615 98-001, 58 Pages, 1998/02

PNC-TJ1615-98-001.pdf:1.98MB

現在市販されている平衡等価ラドン濃度測定器においては、その濃度計算過程はほとんどの場合がブラック・ボックスであり、それによって得られたデータの質や測定環境中のラドン娘核種濃度の変動に対する測定器の応答等、重要な情報や特性を、使用者が自ら実験によって推定・確認することが必要となる。本研究では、市販の平衡等価ラドン濃度測定器の実用的な校正手法とその際に留意すべき事項について、理論的な説明に基づいた提案を行った。また、それに関して、実験的な検証を行った結果、ラドン娘核種濃度の変動と測定器の応答に関して、理論的な推定と良い一致を見ることができた。

報告書

環境中における長半減期放射性核種の定量法とそのレベルに関する調査研究(III)

not registered

PNC TJ1309 98-001, 161 Pages, 1998/02

PNC-TJ1309-98-001.pdf:5.01MB

本報告は、昨年度に引き続き環境中に存在する核燃料サイクルに深く関連した長半減期放射性核種の分析定量法とそのレベルに関する調査研究結果をとりまとめたものである。本調査研究は1995年度から1997年度の3ケ年間で行われ、最終年度としての本年度は、学会から最新情報を入手すると共に、分析法の妥当性を確認する手法の一つであるクロスチェックを、海底土試料中の$$alpha$$核種分析について実施した。本報告書には、以下の項目の内容が記載されている。(1)環境における放射性核種の挙動(2)放射性核種の分析法(3)学会からの情報収集(4)クロスチェック($$alpha$$核種分析)

報告書

平成8年度安全研究成果(調査票) -環境放射能安全研究年次計画(平成8年度$$sim$$平成12年度)-

not registered

PNC TN1410 97-041, 29 Pages, 1997/11

PNC-TN1410-97-041.pdf:1.35MB

平成9年10月6日の科学技術庁原子力安全局原子力安全調査室からの協力依頼に基づき、環境放射能安全研究年次計画(平成8年度$$sim$$平成12年度)に登録された研究課題(8件)について平成8年度安全研究成果の調査票を作成した。本報告書は、国に提出した調査票を取りまとめたものである。

論文

Decay properties of $$^{245}$$Cf

間柄 正明*; 篠原 伸夫; 初川 雄一; 塚田 和明; 飯村 秀紀; 臼田 重和; 市川 進一; 鈴木 敏男*; 永目 諭一郎; 小林 義威; et al.

Radiochimica Acta, 72, p.39 - 43, 1996/00

タンデム加速器で$$^{238}$$U($$^{12}$$C,5n)反応により生成する$$^{245}$$Cfの壊変特性について放射化学的手法を用いて研究した。$$^{245}$$Cfは1950年に発見された最初のカリホルニウム同位体であるがその後の研究にもかかわらず$$alpha$$-、EC壊変様式の詳細は明らかではない。本研究では$$^{245}$$Cfを迅速イオン交換分離法により核反応によって多量に生成する核分裂生成物から分離、精製を行い、その$$alpha$$-、x-、$$gamma$$-線の測定を行った。$$^{245}$$Cfの$$alpha$$線とEC娘核種の$$^{245}$$Bkの$$gamma$$線の測定より$$alpha$$/EC分岐比を実験的に求めた。さらに$$alpha$$線の精密測定によりその微細構造を得てこれにより$$alpha$$-壊変の娘核種$$^{241}$$Cmの慣性モーメントを求めそれに基づいて$$^{241}$$Cmの基底及び励起状態のニルソンレベルを決定し$$^{245}$$Cfの$$alpha$$壊変様式を得た。

論文

Modeling study of effects of short-lived radionuclide fixation on decay chain radionuclides migration

大貫 敏彦; 渡辺 昭次*

Journal of Nuclear Science and Technology, 30(8), p.777 - 784, 1993/08

鉱物の変質過程における短半減期核種の鉱物への固定が壊変系列核種の移行に及ぼす影響について、数値シミュレーションにより検討した。モデルでは、娘核種が短半減期核種と仮定し、親及び孫核種の半減期は十分長いとした。また、娘核種は一次鉱物から二次鉱物に変質する際に固定されると仮定した。計算結果より、短半減期核種の固定は孫核種の移行の遅れを導き、固定速度定数が短半減期核種の壊変定数よりも大きくなると、孫核種の遅れは急激に増した。一方、固定された孫核種が二次鉱物の変質過程で水中に溶出する場合、孫核種の移行の遅れは減少した。

論文

Investigation of proton-rich platinum and mercury isotopes with the fragment mass analyzer at ATLAS and the isotope separator at UNISOR

K.S.Toth*; C.N.Davids*; Y.A.Akovali*; B.B.Back*; K.Bindra*; C.R.Bingham*; Carter, H. K.*; W.Chung*; 初川 雄一; D.J.Henderson*; et al.

Nuclei far from Stability/Atomic Masses and Fundamental Constants 1992, p.589 - 594, 1993/00

陽子数が閉殻に近いPt(Z=78)、Hg(Z=80)の$$alpha$$壊変は陽子閉殻構造の影響で、その$$alpha$$壊変率(換算巾)が小さくなっている事が知られているが実験の困難さゆえに詳しい情報は少ない。本研究ではフラグメントマスアナライザーと同位体分離装置(ISOL)を用いて迅速に目的核種を分離する事によって$$^{170,171,172,173}$$Pt,$$^{186,188,190}$$Hgの$$alpha$$壊変特性について研究した。Pt同位体は$$^{144}$$Smターゲットに$$^{32}$$Sビームを照射して生成した。生成したPt同位体はフラグメントマスアナライザーで$$^{32}$$Sビームと分離された後Si(Au)検出器にイオン注入されて$$alpha$$線の検出を行なった。Hg同位体はWターゲットに$$^{12}$$Cを照射して得た。同位体分離装置で分離精製後$$alpha$$線,$$gamma$$線の測定を行なった。得られた$$alpha$$線、$$gamma$$線の強度から$$alpha$$壊変の分岐比を求めた。さらにZ=82近傍の核種の$$alpha$$換算巾の系統性について論じた。

論文

Search for the $$alpha$$ decay of $$^{190}$$Hg and the $$alpha$$-decay branches of $$^{186}$$Hg and $$^{188}$$Hg

K.S.Toth*; Y.A.Akovali*; C.R.Bingham*; Carter, H. K.*; 初川 雄一; P.F.Mantica*; M.Zhang*

ORNL-6746, p.67 - 68, 1993/00

Hg同位体の$$alpha$$壊変率がPbのそれよりも遅いとの報告がある。この事はPbの$$alpha$$壊変がZ=82の閉殻構造によって阻害されているとすると予期しない結果である。そこで今回Hg同位体の中で$$alpha$$放射体として最も重い2つの同位体、$$^{186,188}$$Hgの$$alpha$$壊変分岐比を再測定した。さらに$$alpha$$壊変が観測されていない$$^{190}$$Hgの$$alpha$$壊変率の測定も試みた。実験はオークリッジ国立研究所ホリフィールド重イオン研究施設で行なった。$$^{12}$$Cビームでタングステンを照射してHg同位体を生成し、UNISOR同位体分離装置で分離した。分離されたHg同位体は放射線検出器によって$$alpha$$線、$$gamma$$線の測定を行ないそれぞれの強度比より$$alpha$$壊変分岐比を得た。$$^{190}$$Hgについては$$alpha$$壊変を観測する事はできなかったが、上限値を得た。この研究の結果Pb同位体に対してHg同位体が$$alpha$$壊変に対して異常に安定ではない事が明らかになった。

報告書

FBR燃料溶解オフガス中の14C分析

長谷 文昌; 市毛 良明; 菅沼 隆; 岡本 文敏; 富樫 昭夫

PNC TN8410 92-063, 38 Pages, 1992/03

PNC-TN8410-92-063.pdf:0.92MB

FBR燃料再処理工程中で留意すべき放射性核種にSUP14/Cがある。SUP14/Cは軟ベータ線核種であるが,半減期が長いこと及び炭素が生体構成元素であることから、再処理施設の安全評価上注目すべき核種である。しかしFBR燃料再処理工程におけるSUP14/Cについては、まだ十分な知見が得られておらず、高レベル放射性物質研究施設(CPF)におけるSUP14/C分析法の確立及びSUP14/Cの挙動評価が課題となっている。今回、FBR燃料溶解時にオフガスとして放出されるCO/SUB2形態のSUP14/Cを対象とて分析法を検討した。分析法は、環境レベルでの微量SUP14/C分析法として実績のある炭酸カルシウム沈殿固定-過塩素分解-液体シンチレーション計測法をベースとし、CPFにおけるホット分析に実用するために、オフガス中に共存するFP核種からのCO/SUB2分離捕集法及び非ハロゲン試薬を用いた前処理法並びに分析廃液の低減などを検討した。またここで検討した分析法に基づきFBR燃料溶解時に発生するCO/SUB2形態のSUP14/Cを定量したので報告する。本検討試験における主要な成果は以下の通りである。1.溶解オフガス中のCO/SUB2捕集において、硝酸銀の洗気ピン及び水の洗気ピンを前段に設置することによりヨウ素等のFP核種を除去し、NaOHの洗気ピンでCO/SUB2を回収した。さらに、残留するSUPl37/Cs等FP核種については前処理操作を行うことで、これらをSUP14/C測定に影響がない程度まで除去し、SUP14/Cを精度よく分析することができた。2.測定試料調製のための前処理操作において、沈殿固定剤として用いるCaCl/SUB2を 非ハロゲン系のBa(NO/SUB8)SUB2に、酸分解剤として用いるHCIO/SUB4を硝酸に変更しても前処理操作が可能であることを明らかにした。3.常温燃料MK-IIC型特殊燃料1ピンの溶解時に発生するオフガス中のCO/SUB2形態のSUP14/Cは1.1$$sim$$1.7MBqであることがわかった。尚、本法における定量値の変動係数は約15%であった。

論文

Mixed-valence states of $$^{57}$$Fe atoms produced in $$^{57}$$Co-labelled [CoFe$$_{2}$$O(CH$$_{2}$$ICO$$_{2}$$)$$_{6}$$(H$$_{2}$$O)$$_{3}$$] and [CoFe$$_{2}$$O(CH$$_{2}$$BrCO$$_{2}$$)$$_{6}$$(H$$_{2}$$O)$$_{3}$$]

佐藤 琢真*; 石下 貴代美*; 片田 元己*; 佐野 博敏*; 荒殿 保幸; 佐川 千明; 佐伯 正克

Chemistry Letters, 1991, p.403 - 406, 1991/00

$$^{57}$$Coで標識した鉄-コバルト錯体CoFe$$_{2}$$O(CH$$_{2}$$ICO$$_{2}$$)$$_{6}$$・(H$$_{2}$$O)$$_{3}$$とCoFe$$_{2}$$O(CH$$_{2}$$BrCO$$_{2}$$)$$_{6}$$・(H$$_{2}$$O)$$_{3}$$内で$$^{57}$$CoのEC壊変で生成した$$^{57}$$Feの錯体内での原子価状態を発光メスバウア分光法により調べた。その結果、各々の錯体のスペクトルは、対応する鉄三核錯体Fe$$_{3}$$O(CH$$_{2}$$ICO$$_{2}$$)$$_{6}$$・(H$$_{2}$$O)$$_{3}$$及びFe$$_{3}$$O(CH$$_{2}$$BrCO$$_{2}$$)$$_{6}$$・(H$$_{2}$$O)$$_{3}$$と同様なスペクトルを示した。これらのことから、いずれの鉄コバルト錯体でもEC壊変後の$$^{57}$$Feは、鉄三核錯体と同様な原子価状態にあることがわかった。

論文

Systematics of alpha decay half-lives

初川 雄一; 中原 弘道*; D.C.Hoffman*

Physical Review C, 42(2), p.674 - 682, 1990/08

 被引用回数:71 パーセンタイル:94.71(Physics, Nuclear)

偶々核のアルファ壊変における許容遷移の部分半減期の予測を行うために簡便な半経験式の導出を行った。式の導出に際して、まず球形の原子核を想定しクーロンポテンシャルに対する$$alpha$$粒子の透過率をWKB近似によって得た。頻度因子、$$alpha$$粒子の生成因子、および核力の影響を受ける核内でのポテンシャルについては既知の偶々核のデーターから評価を行った。Z=82、N=126の魔法数近傍での殼構造の影響についても考慮し経験的な補正式を得た。得られた式を用いて奇A、奇奇核のアルファ許容遷移についてそれぞれの阻害因子を求めた。さらに超重領域(Z≧110)での$$alpha$$壊変の部分半減期の予想を行った。最近の報告によると超重領域での自発核分裂が阻害される傾向がある。この場合超重元素の全寿命に対する$$alpha$$壊変の寄与は重要なものとなり、本研究で得た$$alpha$$半減期は新元素発見に対して指針を与える。

論文

Radiochemical investigation of transuranium nuclides produced by heavy ion reactions

篠原 伸夫

JINR-D7-90-142, p.70 - 83, 1990/00

ソ連(ドブナ)で開催されるドブナ合同原子核研究所主催の重イオン物理に関する国際会議(平成元年10月3日~12日)に出席し、上記標題について研究発表を行う。ここでは、原研タンデム加速器を用いた短寿命超ウラン元素核種の生成及び生成核の壊変に関する研究成果を発表する。

論文

OMEGA計画の概要; 新たな可能性を目指す群分離・消滅処理の研究開発

梅澤 弘一

日本原子力学会誌, 31(12), p.1317 - 1323, 1989/12

 被引用回数:3 パーセンタイル:41.87(Nuclear Science & Technology)

高レベル放射性廃棄物中の長寿命放射性核種、稀少な安定核種等を分離して、それぞれ適当な用途に利用する、あるいは長寿命放射性核種の核壊変を促進させる可能性を探る群分離・消滅処理技術に関する研究開発は、原子力の一層の発展を目指す基礎研究として着目され、OMEGA計画と名付けて推進が図られている。その計画の概要とそれをめぐる国際的な状況を紹介する。

報告書

核融合炉燃料精製システム用パラジウム合金膜に関する研究; 材料試験-II:水素溶解度特性,$$^{3}$$He放出特性

吉田 浩; 奥野 健二; 長崎 正雅; 野田 健治; 石井 慶信; 竹下 英文

JAERI-M 85-165, 25 Pages, 1985/11

JAERI-M-85-165.pdf:0.73MB

本研究は、日米核融合協力研究計画の一環として実施したものである。パラジウム合金膜法を核融合炉トリチウムサイクルに適用した場合、合金膜の水素脆化やへりウム損傷が問題になると考えられる。そこで、筆者らのこれまでの研究で水素透過特性及び機械的性質が優れていることが確認されている多元系合金75Pd-25Ag・Au・Ruについて、結晶構造、水素溶解度特性及びイオン注入した$$^{3}$$Heの焼鈍放出特性を実験により調べた。本実験結果及びロスアラモスの試験結果は、本合金膜は実用条件下(操作温度300~25$$^{circ}$$C、水素圧力1000Torr)では水素脆化、及びへリウム気泡の生成・成長に基づくスエリングや破壊を起こしにくい合金であることを明らかにしている。

論文

アイソトープ研究と利用 30年の歩み; 3.5,核化学

鍛治 東海*; 夏目 晴夫

Radioisotopes, 30(SPECIAL ISSUE), p.33S - 34S, 1981/00

わが国における過去やく30年間の核化学の研究成果を総括的に集録した紹介記事である。内容は概要についで、核反応、核分裂、壊変図の3部門に分け、わが国の研究発表を網羅的に、研究課題、研究機関、年次で紹介している。

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